機関誌バックナンバー電子化、公開のお知らせ、及びお願い

運営委員長 和田 敦彦

 日本近代文学会では、学会の研究成果を広く公開し、発信していくための事業として、機関誌『日本近代文学』の電子化、公開事業を進めています。これまでに学会誌への投稿規定を変更し、新刊の機関誌については、無償でインターネット上に公開していく体制ができあがっています。
 ただ、日本文学研究の場合、最新の論文データのみではなく、過去に蓄積されてきた学術論文(書評等、すべての掲載記事を含む)の電子化、公開が緊要です。そこで、理事会として他学会の事例等を慎重に審議した結果、編集委員会、及び運営委員会と協力し、機関誌バックナンバーすべての電子化、公開作業を進め、二〇一五年〜一六年度に公開を完了させる事業を提案致しました。提案は二〇一四年五月の評議員会、総会で承認されました。会員の皆様のご理解に深く感謝致します。
 日本近代文学研究における最大のコア・ジャーナルの一つである『日本近代文学』バックナンバーの電子化、公開は、国内外の日本文学の研究環境の整備に大きく貢献するとともに、日本の人文科学系ジャーナルの電子化、公開の環境全体の整備にもつながっていく可能性をもっています。
 なお、電子化、公開にあたっては、これまでの機関誌の執筆者に対して、その趣旨を十分に説明、通知するとともに、公開を拒絶する執筆者の論文は、事業の対象から除きます。また、論文内に用いられた写真、図版等については、その部分に限って電子化の対象から外すこととします。電子化、公開作業は、具体的に以下の形で進めて参ります。

一、著作権者(逝去者においては著作権の継承者)に対して、今回、掲載論文の電子化、公開事業を始めること、及び、各著作権者は自己の論文について電子的公開を拒絶する権利を持つことを通知します。現会員には会報、機関誌、及び学会ホームページを用いて通知します。会員外の執筆者や、退会された執筆者(またはその著作権継承者)についても、連絡がとれるよう手をつくして、通知文を郵送します。それでも連絡の取れなかった方々に対しては、機関誌、学会ホームページ上での公告を以て通知に代えることと致します。
二、二〇一五年一月末日までに拒絶のお申し出があった方々の論文については、最初から電子化の事業対象から外します。お申し出がなかった方々の論文については、黙示の許諾があったと見なしまして、電子化、公開の作業を進めます。
三、さらに、許諾の取り付け方法が必ずしも万全ではないことに鑑みまして、電子的公開以後についても、著作権者及び著作権継承者からのお申し出があれば、該当論文について可及的速やかに公開停止の措置をとることと致します。
さて、この方針にそって、これまでの執筆者の方々に、以下お願いいたします。

【これまでの執筆者の方々へのお願い】

 ご自身が著作権をもつ論文について、電子的公開を拒絶する方は二〇一五年一月末日までに下記連絡先宛に、論文名および掲載巻号・頁数を特定の上、郵便、または電子メールにてご連絡下さい。共著論文については、その中のお一方から拒絶の意思表示があれば、それで全体の拒絶と見なします。

連絡先 『日本近代文学会』電子化ワーキンググループ
住所:〒101-0032 東京都千代田区岩本町1-1-6 井上ビル6F B号室
日本近代文学会事務局
メールアドレス:kindaibun2014.2015@gmail.com

 二〇一五年一月末日までに拒絶のお申し出がない論文については、黙示の許諾があったものと見なして、電子アーカイブ化の事業に着手させて頂きます。特に拒否のご意志をお持ちでない方、あるいは積極的に許諾のご意志をお持ちの方々は、実際には何もする必要はありません。

 以上、会誌の電子化、及び公開事業についてのお知らせ、及びこれまでの執筆者の方々へのお願いにつき、皆様のご協力、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

二〇一四年七月一二日
                               日本近代文学会理事会



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